2010年12月13日

A.R.C.SYSTEM 構造解説

A.R.C.SYSTEM 構造解説

皆様、おはようございます。
最近めっきり寒くなってきましたが、体調崩したりしていませんか?
寒い冬は暖かくして過ごしたいものですね。

というわけで!(何がだ)

待ってた方も、そうでない方も、お暇があれば見て下さい。A.R.C.SYSTEMの簡単な構造解説します。
構造は至ってシンプルですので、これ見ただけで作れる方も多いでしょう。

まず外側ですが

A.R.C.SYSTEM 構造解説
A.R.C.SYSTEM 構造解説
A.R.C.SYSTEM 構造解説

こんな感じになっています。
画像を見て頂ければわかりますが、そこまでかさ張るわけではありません。単三電池を8本使っていますが、可能な限りの省スペースをしていますので、マガジンポーチは難しいかもしれませんが、普通のチェストポーチなどには十分収まるサイズです。
外側を覆っている布は、伸縮性と保温性に優れていて、まぁマガジン用の靴下だと思って頂ければ間違いありません(笑)一応、画像ではインナーにもう一枚別の布を当てて電池が外側から透けないようにしています。

で、中身はというと

A.R.C.SYSTEM 構造解説
A.R.C.SYSTEM 構造解説

こんな感じです。
電池ボックスのサイズを、マガジン連結用の突起にはまるサイズにしています。もちろんそれだけでは落ちてしまいますが、上記のカバーを掛ける事で結構激しく扱ってもズレたり落ちたりして壊れるということはありません。ただ、電池剥き出し配線剥き出しなので、ショートなどの危険は非常に高いので乱雑な扱いはお勧めできませんが……。また、配線をマガジンに巻きつけることで、ある程度の位置調整ができます。さらにそこから直接ヒーターの部分をマガジンに巻きつけるように使います。中が発熱線になっていて、それをゴム製の保温材で覆っているので安定した低温度(35度前後)をキープ出来ます。ちなみにこういった加熱装置については坂口電熱株式会社さんのHPを見てみて下さい。もしこういうマガジンヒーターを自分で開発しようと思っている方がいたら、かなりの参考になりますので。

使い方としては、電池ボックスに直接リード線を接続して通電します。通電後10~15分で35度くらいに達し、発熱時間はおよそ6~8時間です。ゲーム中以外は接続を切っておけば、だいたい丸一日は電池交換せずにゲームに使って頂けると思います。

少し前時代的なシステムですが、その分トラブルが少ないと思うのでなんだかんだ使いやすいとは思います。充電式、バッテリー式など考えましたが、GBBユーザーに電動ガン用のバッテリーを使っていただくのも微妙だと思いますし、単三電池8本という部分は勘弁して下さい(^_^; 見ての通り単純な構造なので、半田鏝さえ有れば簡単に改造可能だと思いますし。

まだ試作機なので、あんまり突っ込んだ解説が出来なくてすみませんが、一応こんな感じで仕上がっています。なにか質問なのどあれば、答えられる範囲で答えますので、お気軽にお問い合わせください。





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Posted by 影山 回  at 08:31 │Comments(6)KCW

この記事へのコメント
いやーおもしろいですね。以前M4のガスブロマガジンにエネループの充電カイロを貼付けて同じ様な事をしてましたが、こちらのほうが効率良さそうですね。
しかし一つ疑問なのが35度と言うのは高すぎませんか?温度を23度位に出来れば使用電池本数も減らせるのでは無いでしょうか?
Posted by タキ at 2010年12月13日 14:13
タキ様>
コメントありがとうございます!
興味を持っていただけたようで、嬉しい限りです(^^)
充電式カイロはやはり局所的過ぎるので、あんまり安定して使えないんですよね。あと、色々親切な機構が詰まりすぎでパワーが低くい割りにかさ張りますし(^_^;

おそらく気温35度の時のガス圧を想像されていると思いますが、上記の構造を見ていただければ分かるよう、35度の部分に触れているのはマガジン底部のごく一部の部分です。試しに25度に調整したお湯に、ジップロックなどに入れたマガジンを1cm沈む(それでもこのヒーターより接地面積は大きいです)くらいの位置で調整して、10分~15分くらい放置してみてください。おそらく室温15度くらいですと、殆ど変化が感じられません(^_^;
それで結局電池6本(9V)での運用も考えたのですが、持続時間と温度がいまひとつもの足りず、また基本的に「暖かすぎる」ものの調整は比較的簡単に行えますが(マガジンとの間に紙などを挟んで、熱伝導率を下げればいいので)、「暖かくない」ものを暖かくするのは電源を変える以外には不可能なので電池8本になりました。ブログに載せている坂口電熱さんで買えるニクロム線の運用も、購入して使っている方が12Vで使っている場合が多く、やはり安定した運用にはこの電圧は必要なのだと思います。

一応ニクロム線の運用に関して、電圧と抵抗値などの解説は比較的簡単に検索できますので、興味があったら調べてみるのも面白いと思いますよ(^^)
Posted by 影山 回影山 回 at 2010年12月13日 15:48
お恥ずかしい限りですが、やはり素人考えではおよばないですね。電気系は苦手なのでそこまでの理解はありませんでした。
恥さらしにもう一つ。既に考えられているかもしれませんが、点接触を面接触にするのに熱効率の良い金属(銅板等)をニクロム線の下に挟み込むのは如何でしょうか?あるいはマガジンにグルッと巻き付けるなどしたら、低い温度でも上手い具合に効率よく温まったりしないでしょうか?
Posted by タキ at 2010年12月14日 04:40
タキさん>
いえいえ!何をおっしゃいます(^^)俺も全く工業系を勉強していないので素人ですよ!どんな考えでも、考察実験してみる価値はあるので、とってもありがたいです。

ちょっと説明がたりなかったですが、ブログの画像に見えるシリコンゴムはニクロム線を保護すると同時にそれ自体が温まり、コムの部分全てが発熱しています。それをマガジン下部に巻き付けているので、効率はもっともいいはずです。あと、ニクロム線自体は通常かなり発熱する素材なので、ニクロム線→銅板→シリコンゴムという構造にする必要はありません。というか、おそらくシリコンゴムが融けてしまうのではないかと(^_^;
ニクロム線用のシリコンゴムは特に俺が作っている訳でもないので(あたり前ですが)、おそらく専門家が一番いいバランスで保護発熱するような素材にしているはずです。

ニクロム線でマガジンを暖めるというのは、ハンドガン用の実験なら結構ネットでは拝見できるのですが、だいたいグリップやプラ部分が溶け出してしまい、また電源の問題で頓挫することが多かったようです。なので、可能な限り効果のあるギリギリの温度にニクロム線の熱を抑えて、且つ安定させるという方法が12Vの電源とシリコンゴムでの保護でした。
もちろんもっと次世代のもの(カーボンファイバー等)であれば、効率や発熱のコントロールも容易ですが、第一にコスト、次に製作期間と製作環境の問題で、素人には難しいと判断しました。2万円を超えるものでよければ、充電式、温度調節、マガジン全体を覆う外装自体の発熱などを盛り込んだものも作れますが、正直殆ど需要がないと思いますので(^_^;)
Posted by 影山 回影山 回 at 2010年12月14日 05:15
こんにちは。
ウチもマガジンウォーマー作りましたが、
熱源を使い捨てカイロにして靴下に
一緒に入れるタイプにしました。
固定は太めの輪ゴムです。
扱いが楽で結構効きますよ。
(^-^)/
Posted by まりも at 2010年12月15日 13:31
まりも様>
こんにちわ。コメントありがとうございます(^^)

使い捨てカイロだと、酸素と水分が不可欠なんでマガジンにつけたままにしておくと、すぐに発熱止んでしまいませんか?以前からカイロを使ったマガジンウォーマーは色々見ましたが、どれもそのせいで上手く機能していませんでした。

上のコメントでもありますが、カイロだと局所的にしか暖められず気温が下がると安定性に欠けますが、どうでしたか?

もしかして最近のカイロだと、結構そのまま使ってもそれなりの効果あるんでしょうか?(俺が作った意味が・・・・・・笑)
Posted by 影山 回影山 回 at 2010年12月15日 14:32
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