2011年03月12日
DETONATOR PX4 SLIDE
届きました!
地震の影響で遅れてはいましたが、無事届きましたよ。デトのスライドが!!
もう、細かいいきさつとか語りたいんですけど、需要もないので割愛、割愛。
いつものように組み込み解説からです。
さてさてさて
こんかいのDETONATORさんのスライド、従来のメタルスライドとはちょっと違います。作動の向上やアキュラシーの向上のためにいくつも純正品とは違うところがあり、ポン付けは可能ですが純正とは全く違った組み込みになります。
さて、そこで出てくるのが説明書ですが・・・・・・今回のエンテン社様の説明書
半端じゃなく分かりやすいです
良くあるモノクロ落書き的な説明書ではなく、ちゃんと説明書になっています。なので、このブログでの解説も殆ど必要ありません(笑)まぁ、それでも実際にやっていて躓きそうな部分はありますので、その解説を含めてさらっとやらせていただきたいと思います。
とりあえず純正のスライドにあるものを全部外してまとめておきます。今回はちょっと特殊なタイプのメタルスライドのため使わないパーツもありますが、一応ちゃんとまとめておきましょう。
説明書に従いリアサイトを組み込みます。まぁ、ここは殆ど純正と変わらないのですが、早速一点。リアサイトを留めるプラスネジですが、純正は頭が丸くなっていてブリーチに干渉するので、付属しているフラットなプラスネジを使います。まぁ、それ以外に難しいことはありません(っていうかこれも説明書に書いてますし)
さくさくいきますが、説明書にあるように次にブリーチをはめ込みます。普通メタル系のブリーチの組み込みって工具がないと重労働ですが、このスライドはまず軽くセットできる位置があって、そこから押し込む方式です。これはかなり便利。むりにスライド広げないのでセンターが狂ったり制度が悪くなる心配がほとんどありません!(素晴らしい!!)
さて、この辺からどんどん純正とは違うパーツが出てきます。で、まず組み込みで躓くのがこの「バレルガイド」ではないでしょうか。説明書にも「はまり込まない場合はブリーチが所定の位置に来ていません。」と注意がありますが、だいたい上記のブリーチの位置決めを指とかでやっていたらそんな位置にはいません。マイナスドライバーなどで叩いて、上の写真のブリーチくらいまで後退させないといけないんです。結構パーツもはまりづらく、パーツ自体が細っそく脆そうなので勇気がいります。
写真とりわすれましたが(爆)このスライドは純正と違いエキストラクターが別パーツになっていて、リアルさが増しています。まぁ、なんちゃってなので連動はしないんですけどね。エキストラクターをセットしたら、先ほどのバレルガイドとネジ穴を合わせて上の写真のように留めます。
最後に特殊なのがこのガイドレールで、自分でイモネジでとめなければなりませんが、説明書がめちゃくちゃ丁寧ですし全く迷いません。
説明書にはないですが、ここまで終わったらセーフティとフロントサイトを着けましょう。まぁ、別にブリーチ入れた後ならどのタイミングでもいいんですが、なんとなく最初に外したパーツは最後に着けたくありませんか?
あと、説明書が実写真なので写真をとることすらやめてしまいましたが(核爆)アウターバレルとインナーバレルの入れ方もちょっと違います。っていうか、実はこの状況はうちの純正カスタムと同じ状況なんですよ。物がないと説明しずらいんですが、アウターバレルのフロントの径を大きくすると、アウターバレルを入れて前進させた後じゃないとインナーバレルが入りません。まぁ、分解を楽にするための「遊び」がめちゃくちゃ精度に影響していたので排除したんですね。このへんの仕様変更、本当にツボを抑えているいいカスタムパーツです。
まぁ、ざっとこんな感じで、実はかなり簡単に組み込めてしまうのですが、純正から乗せかえるだけのカスタムをしていると、ちょっと戸惑うメタルスライドです。でも、色々「へぇ」「ほぉ」とメーカーの工夫を感じながらカスタムできるので、チューナーとしてはチューニングの勉強にもなりますね。
詳しい所感などは後日にしますが、とりあえず動画をアップしてみましたのでご覧あれ。
一応各所磨り合わせ・・・・・・っていうか、形状が結構複雑なのでスポンジ研磨やパウダー研磨などで色々試していますが、まだ室温20℃では16発~20発がスライドストップの限界です。もちろん動画くらいのスピードで連射してなので、精密やタクティカルな場合はもしかしたらもうちょっと持つかもしれませんが・・・・・・。なにぶんアウターもスライドも重いので、これを快調に作動させるのは結構難しいかもですね。
2011年03月12日
一夜明けて
東北地方太平洋沖地震、発生から約丸一日が経過しようとしております。皆様いかがお過ごしでしょうか。今も被災地では救援活動が続けられ、必死に生存者の確認や負傷者の救出が続いています。本当に、お亡くなりになった方々のご冥福と、未だ無事が確認されていない行方不明者の方々の無事を、心からお祈りしております。
写真は、今日手伝いに行った父親の経営する建築事務所の様子です。これでも先に人が来ていて数時間作業していた後でした。最初はもっともっと酷かったそうです。たまたまこの時見回りに来てくれていた警備会社の方、以前から何度がお話している方なのですが、元自衛官の方で今も予備自衛として活動されています。そして、たまたまかれの元同僚の元自衛官の方も仙台におり、ちょうど避難するという連絡をしてすぐ津波に飲まれ、お亡くなりになったそうです。本当、ただただ冥福を祈ることしか出来ません。
僕の方は友人、知人で不幸があった方はいないのですが、まだちゃんと安否を確認していない人もいるので心配です。僕は地震発生時入浴中だったため、逃げることも銃を守ることも出来ず、お風呂のお湯に揺られながら少々の覚悟と、最悪のケースを想定していました。幸いこういう趣味があるおかげで、ヘルメットやボディアーマー、ウエポンライトからキャスケット、レーション等必要なものはすぐに集められましたが、東京湾直下型ではなかったため大事には至りませんでしたよ。
バイト先がホテルのため、電車の復旧と同時に職場に向かい、午前1時から10時までノンストップで働き続けてました。一番の仕事は、エレベーターが緊急時により停止してしまっていて、宿泊者の方々がスーツケースを持って上がることが出来ず、20~30kgほどあるようなスーツケースを持って何度も階段を往復って完全ガテンな作業でした(苦笑)3年間引越しや運送会社でバイトをしていて、まぁ今もトレーニングはしているのですが、流石に30kgのスーツケースを持って8階やら9階に行くのはしんどい作業でしたね。まぁ、でも普段よりもお客さんには感謝されて、なんとなく「ラッキー」なんて思ってましたが。
地震の影響で運送関係も麻痺しているようで、DETONATORのPx4用のスライドはまだお預け状態です。
無事届きましたらカスタム報告しますが・・・・・・今回はブリーチの固定パーツやエキストリクターが別パーツなようで、結構色々考えて作ったんでしょうねぇ。シューターズデザインに負けず、良いカスタムスライドをこれからも期待しています。