2010年11月22日
G39C シリンダーバルブ関係
さて。
最近はかなりお茶を濁したようなアップが続き申し訳ありません。
先日も話したとおり
時間が無いんです
が、まぁ「時間など造るもんだ」って話もあるので、いいわけは無しにします(今したじゃん・・・・・・)。
それはさて置き。
今日から本格的にG39の内部ユニットに手を入れていきます。
サボっていた間、いろんな人が検証してくれた結果チャンバー関連などは既に正解が見えているようなものなので、後回しにします。とりあえずあんまり検証されていない、スプリング関係。リコイル、ハンマー、シリンダーバルブ、etc...
後でまとめるつもりですが、メモのつもりでその日弄くった部分だけアップしていくので、お目汚し失礼いたします。まぁ、みなさんのなにかの足しになればと思いますが。一通りカスタム終わったら、友人の協力のもと詳しいデータなど取りたいですが、まぁ、気長に待っていてください。
と言っても今日出来るのはシリンダーバルブ周りのことだけ。
昨日から(実質今日からかな)ストライクアームズさんでニューバージョンのリコイルバッファスプリングが販売されましたので、早速購入したのですが、届くのは明後日から明々後日。さらにチャンバー関係はチャンバーやクッションラバー(ずっとゴムチューブ、ゴムチューブ連呼してたあれです 恥)も届くのは明日以降。それまで煮詰められるところは煮詰めたいと思います。
さてさてさて
早速シリンダーバルブ周りの考察から。
というか、何故あんまりみんなが食いつかないシリンダー周りをやるかと言いますと。
正直現在の状態だと初速が低すぎます。というのも、現状のG39Cのスペックでは134a Gasを使用して、室温15度前後で初速70弱。これは考え物です。というのも、まずいくら134aを使っているからといっても、バレル長225mmでこの初速はハンドガン並みです。しかも標準で6.03径のタイトバレル、12kg Gas用の硬いハンマースプリングなのですから。先日友人に見てもらった所「ハンドガンみたい」と言っていたので、ほんとにその通りな気がしました。で、いざシリンダーを分解しますと・・・・・・。
ほとんどマルイのグロックシリーズです(笑)
ちなみにマルイG26の純正シリンダーバルブとシリンダースプリングと一緒に並べた画像がこちら
上がマルイG26で下がG39です。
シリンダーバルブ、スプリングの径は完全に一緒。銃口への開放口が
G26の方が大きい
ことに驚きです。
さらにシリンダースプリングもG26の方が硬くて、ガスカットのタイミングすらG39Cの方が早いということになります。つまりG39Cはとにかく小さい開放口と柔らかいスプリングでもって、可能な限り銃口へのガスの流出を抑え、その分をユニット側にまわしリコイルを強くしようとしているわけです。しかし、みなさん知ってのとおり、なんでもかんでも低レート小口径にすればいいってもではありません。そう、一番大切なのはバランスです。NPASを組み込んだことがある人なら分かると思いますが、だいたいのNPASシステムは初速を上げようと開放口を広げると、一定のところでやたらとブローバックしなくなるという現象が起こります。俺はNPASを持ってないので推測の域を出ないのですが、おそらくマガジンから出たガスが銃口側に回りすぎると、通常のスプリングに対して圧力不足になり、シリンダーのガスカットのタイミングが大きく遅れるのではないかと思います。その結果、ある程度の初速は上がるものの、ボルトストップがかからず燃費が非常に悪くなります。これは放出したガスにかなりのロスが生まれてると言うことでもあるでしょう。
で、G39Cの場合銃口への流出量を押さえ、且つスプリングが柔らかい事によって、満足に銃口側にガスが行く前にユニット側にガスが送られていると考えられます。ユニットが重たい分ある程度のロスは抑えているのでしょうが、やはりマガジンからの吐出量を考えても結構なロスがあるんじゃないかと思います。
さて、それでは手直し。
といっても今回は手元にパーツがあまりなく、とりあえずG26用のパーツで色々試してみました。まずG26シリンダー×G26スプリングを移植。まぁ、上の説明を見ていれば想像つくと思いますが、
アホみたいに銃口からガスが出ます(笑)
だいたい10発分くらいのガスチャージで実験を行ってましたが、2発でスライドストップがかからなくなり残り2発で生ガスが吹きました。が、最初の一発はなかなか面白いくらいの勢いでガスが出ます。これならたぶん規制に引っかかってしまうでしょうね。懐かしき純正海外パワーって感じです。勿論バランスが悪くて使い物になりませんが。
次にG26シリンダー×G39スプリング。実はG39CシリンダーはG26に比べてスプリングにはまっている部分があり、これだけでもガスカットのタイミングがかなり違うようです。っていうか、この辺でこの形状が結構な問題だと気づきました(笑)なんかマルイのハイキャパ系に似ている形状ですが、現状関連パーツが手元にないので検証不能でした・・・・・・。で、結果は上記のようにガスカットが遅いせいかやはり銃口側にガスが行き過ぎていてバランス悪し。
最後にG39シリンダー×G26スプリング。こいつがなかなかバランスが良かったです。弾速計が無いのでデーターが取れないのですが、おそらく初速は3~5mほどアップしていると思います。それでいてブローバックの勢いには殆ど支障がありません。っていうか、むしろちょっと良くなったような・・・・・・。やはり初期でのG39のシリンダースプリングはいくらなんでも柔らか過ぎます。
今後の課題として、シリンダーバルブとスプリングはマルイ製品である程度互換性があると思うので、サードパーティのものを色々試すのもありだと思います。ただ、サードパーティのシリンダーは殆どがアルミ製で、正直強度的にも安定性でもまずもってお薦めできません。なので、俺はちょこちょこスプリングを集めて検証したいと思っています(笑)。出来れば初速取りながら5~6パターンのスプリングで試してみたいですが、どっかからお金が出る訳でもないので暇と懐に余裕のある時に予定しています(爆)
さて、明日は外装でちょっとお茶を濁しますか・・・・・・。
最近はかなりお茶を濁したようなアップが続き申し訳ありません。
先日も話したとおり
時間が無いんです
が、まぁ「時間など造るもんだ」って話もあるので、いいわけは無しにします(今したじゃん・・・・・・)。
それはさて置き。
今日から本格的にG39の内部ユニットに手を入れていきます。
サボっていた間、いろんな人が検証してくれた結果チャンバー関連などは既に正解が見えているようなものなので、後回しにします。とりあえずあんまり検証されていない、スプリング関係。リコイル、ハンマー、シリンダーバルブ、etc...
後でまとめるつもりですが、メモのつもりでその日弄くった部分だけアップしていくので、お目汚し失礼いたします。まぁ、みなさんのなにかの足しになればと思いますが。一通りカスタム終わったら、友人の協力のもと詳しいデータなど取りたいですが、まぁ、気長に待っていてください。
と言っても今日出来るのはシリンダーバルブ周りのことだけ。
昨日から(実質今日からかな)ストライクアームズさんでニューバージョンのリコイルバッファスプリングが販売されましたので、早速購入したのですが、届くのは明後日から明々後日。さらにチャンバー関係はチャンバーやクッションラバー(ずっとゴムチューブ、ゴムチューブ連呼してたあれです 恥)も届くのは明日以降。それまで煮詰められるところは煮詰めたいと思います。
さてさてさて
早速シリンダーバルブ周りの考察から。
というか、何故あんまりみんなが食いつかないシリンダー周りをやるかと言いますと。
正直現在の状態だと初速が低すぎます。というのも、現状のG39Cのスペックでは134a Gasを使用して、室温15度前後で初速70弱。これは考え物です。というのも、まずいくら134aを使っているからといっても、バレル長225mmでこの初速はハンドガン並みです。しかも標準で6.03径のタイトバレル、12kg Gas用の硬いハンマースプリングなのですから。先日友人に見てもらった所「ハンドガンみたい」と言っていたので、ほんとにその通りな気がしました。で、いざシリンダーを分解しますと・・・・・・。
ほとんどマルイのグロックシリーズです(笑)
ちなみにマルイG26の純正シリンダーバルブとシリンダースプリングと一緒に並べた画像がこちら
上がマルイG26で下がG39です。
シリンダーバルブ、スプリングの径は完全に一緒。銃口への開放口が
G26の方が大きい
ことに驚きです。
さらにシリンダースプリングもG26の方が硬くて、ガスカットのタイミングすらG39Cの方が早いということになります。つまりG39Cはとにかく小さい開放口と柔らかいスプリングでもって、可能な限り銃口へのガスの流出を抑え、その分をユニット側にまわしリコイルを強くしようとしているわけです。しかし、みなさん知ってのとおり、なんでもかんでも低レート小口径にすればいいってもではありません。そう、一番大切なのはバランスです。NPASを組み込んだことがある人なら分かると思いますが、だいたいのNPASシステムは初速を上げようと開放口を広げると、一定のところでやたらとブローバックしなくなるという現象が起こります。俺はNPASを持ってないので推測の域を出ないのですが、おそらくマガジンから出たガスが銃口側に回りすぎると、通常のスプリングに対して圧力不足になり、シリンダーのガスカットのタイミングが大きく遅れるのではないかと思います。その結果、ある程度の初速は上がるものの、ボルトストップがかからず燃費が非常に悪くなります。これは放出したガスにかなりのロスが生まれてると言うことでもあるでしょう。
で、G39Cの場合銃口への流出量を押さえ、且つスプリングが柔らかい事によって、満足に銃口側にガスが行く前にユニット側にガスが送られていると考えられます。ユニットが重たい分ある程度のロスは抑えているのでしょうが、やはりマガジンからの吐出量を考えても結構なロスがあるんじゃないかと思います。
さて、それでは手直し。
といっても今回は手元にパーツがあまりなく、とりあえずG26用のパーツで色々試してみました。まずG26シリンダー×G26スプリングを移植。まぁ、上の説明を見ていれば想像つくと思いますが、
アホみたいに銃口からガスが出ます(笑)
だいたい10発分くらいのガスチャージで実験を行ってましたが、2発でスライドストップがかからなくなり残り2発で生ガスが吹きました。が、最初の一発はなかなか面白いくらいの勢いでガスが出ます。これならたぶん規制に引っかかってしまうでしょうね。懐かしき純正海外パワーって感じです。勿論バランスが悪くて使い物になりませんが。
次にG26シリンダー×G39スプリング。実はG39CシリンダーはG26に比べてスプリングにはまっている部分があり、これだけでもガスカットのタイミングがかなり違うようです。っていうか、この辺でこの形状が結構な問題だと気づきました(笑)なんかマルイのハイキャパ系に似ている形状ですが、現状関連パーツが手元にないので検証不能でした・・・・・・。で、結果は上記のようにガスカットが遅いせいかやはり銃口側にガスが行き過ぎていてバランス悪し。
最後にG39シリンダー×G26スプリング。こいつがなかなかバランスが良かったです。弾速計が無いのでデーターが取れないのですが、おそらく初速は3~5mほどアップしていると思います。それでいてブローバックの勢いには殆ど支障がありません。っていうか、むしろちょっと良くなったような・・・・・・。やはり初期でのG39のシリンダースプリングはいくらなんでも柔らか過ぎます。
今後の課題として、シリンダーバルブとスプリングはマルイ製品である程度互換性があると思うので、サードパーティのものを色々試すのもありだと思います。ただ、サードパーティのシリンダーは殆どがアルミ製で、正直強度的にも安定性でもまずもってお薦めできません。なので、俺はちょこちょこスプリングを集めて検証したいと思っています(笑)。出来れば初速取りながら5~6パターンのスプリングで試してみたいですが、どっかからお金が出る訳でもないので暇と懐に余裕のある時に予定しています(爆)
さて、明日は外装でちょっとお茶を濁しますか・・・・・・。