2010年11月07日
G36のリアル刻印についてあれこれ
WEのG39C購入者にとって、結構気になる話題だと思いネタにしてみました。
ちなみにトップの画像が実銃用の刻印。後で仕様説明も致します。
で、まず見ていただきたいのが現在出回っているG39C用のリアル刻印プレート。
刻印でもなければ、リアルでもない商品です。
おそらくこれは「ARMY CODE」という
海外のトイガン用パーツのメーカー
のパクリです(この時点で何がリアルなのか・・・・・・)
ちなみにマルイのG36用のパーツのようです。
あと、実際に刻印が打ってある商品もあって
こちらがそうなんですが、これはまんまARESのG36C用のフレームです
ARESのパーツはほとんどがポン付け可能ですから、これもそうなのがもしれません。日本でも店によってはフレーム取り寄せられるので、自分で換装してみるのも面白いですね!
で、実銃の刻印ですが、例えばこれ
両方ともG36Cではないですが、G36系の実銃の刻印。
見てわかるように結構違います。
というのも、G36シリーズはもともと型が多く展開されていて、また卸している国の軍用にも刻印を変えるために「元々ついている刻印」と「後から型押しをした刻印」の2つで出来ているのが正しいようです。トップの画像を使って簡単に説明してみると
まぁ、説明してみるとなんて偉そうに言っていみても、説明自体全部画像に載ってるんですが(^_^;
まず簡単に文章上に刻印を再現すると
HK
G36 KE2
Kal. 5.56mmx45
99-000009
となりますが、このうち
HK
G36
Kal. 5.56mmx45
の部分はH&K社で生産するときに、最初から入れている刻印で
KE2
99-000009
の部分は型番とシリアルナンバーとして、後からパンタグラフで書かれていると説明されています。そしてレーザー刻印ではないと・・・・・・。普通に型押しかレーザー刻印にしか見えないんですけどね。
そして、一番下の図形はマニュファクチュールを表すスタンプで、これも後入れ(刻印の性質から言っても後入れに決まってますが)みたいです。
あと、上記に上げた実銃用の刻印を良く見るとわかるんですが、「HK」のあとに「S」とはいっているのが見て取れます。これはスペイン軍で使われているスペイン軍仕様のものだからで、使われている国別でこの辺にスタンプを入れることがあるようですね。
以上は、最初は外注のために自分で調べた資料なんですが、なんだか必要としている人が多いようで、アップしてみました。何かのお役に立てたら幸いです。っていうか、一番は「Anvil」さんが、どのくらいのレベルで「リアル刻印プレート」を出してくれるか、その品定めに使って頂けたらと思っています(プレッシャー 笑)。
次回のブログはKCW、ついに中身をいじります。
鬼ホップの改善について書く予定なので(カスタムはもう終わってます)、よろしければお付き合いください。