2011年01月15日
G39とHOGUE
さて、予告していた通り久しぶりにG39の写真です。
見ると分かると思いますが、ラバーグリップを装着してみました。
ここでピンと来た方はグリップマニア(笑)
このホーグ社のスリップオングリップは、日本の代理店で取り扱っているものは「ブラック」と「OD」のみで、写真の「デザートTAN」は日本未入荷の品です!というわけで、銃器関係のパーツを輸入できる業者様に直接発注をして、個人輸入させて頂きました。たったこれだけのパーツですが、やはり実銃パーツということもあり発注から3ヶ月・・・・・・待ちに待った感じです。
日本の法律では実銃用のグリップやサイレンサー、スコープや光学機器は輸入に認可が必要です。この認可をとらずに輸入してしまうと、もちろん違法なんですが・・・・・・。さて、この場合罰を受けるのは誰になるでしょうか?実は輸入した業者ではありません。未認可の実銃用パーツを持っていた場合、罰を受けるのは「所有者」で、たとえオークションなどを通じて買ったものでも、それが認可されてないと分かった場合罰を受けるのは「所有者」なんです。今も結構な無認可のグリップやらダットサイトなどがオークションに流れますが、一応チェックしてみることをお勧め致します。
また、同じ実銃ようでもサイトやホルスター、ガンケースには認可が必要ではありませんので、個人でも簡単に輸入できるそうです。ただ、税関の方が「実銃用パーツだ!」と勘違いしてもめることもしばしばあるそうで・・・・・・。輸入をお考えの方は、気をつけてください。
さて、そんなわけで方やダークアース一色のG36C、方やハーフODのFPG。以前では黒や銀以外のカラーの銃なんて信じられなかったですが、一度やってしまうとはまります(笑)
今月はそろそろPx4のメタルスライドが出ますので、カスタム熱が再燃してきました。お財布と相談しながら色々弄ってみたいと思います~。
2011年01月13日
FPG OD
最近は、新年会とゲーム三昧でお金も時間もない状態です。
でも少しでも銃を弄りたいと思ってこんなの仕上げてみました(笑)
Px4に使ったODカラーの塗料が余っているので、FPGもハーフODにしてみました~。
近代銃はODやDEが良く似合います。
カラーリングは、お手軽に自分のオリジナルっていう感じがでますのでいいですよね~。
さてさてさて。
そろそろ去年末に発注した、とあるグリップが届く予定です。
レアカラーなのでその紹介も兼ねて、ひさしぶりにG39の話題も予定しています。
さて、今日からはPSPで「ACE」を始めます。
「TOGf」と同時並行ですので、またまた時間が無くなっていきますが、なんとか銃にも時間取れるよう調整しながら楽しみたいですね。
あと、今期アニメのチェックもしなければならないので、もしオススメアニメとかある方いましたら、是非教えてくださいませ。
でわでわ。
2011年01月04日
Px4 初速計測
今日からバイトが仕事始めです。
バイトって言ってもビジネスホテルでフルタイムの夜勤ですし、社員証が配られます。で、出退勤時にはその社員証がICカードになっていてタイムカードとして認証に使います……。
出勤早々社員証を入れた手帳と
PSPを間違えて
ポケットにしまってしまい、PSPで出勤認証するところでしたよ(笑)
相変わらずの正月ボケでした。
さてさてさて。
それはさておき、色々弄ったPx4ですが、念の為初速を測っておきました。
ボアアップもあり初速の安定感は少々落ちましたが、なかなかいい感じになりました。
<実測データ>
室温20.3度 / 湿度36% /
マルイパーフェクトヒット 0.20g BB弾 / マルイ ガンパワー
初速(m/s) | 78.6 | 76.5 | 72.9 | 75.1 | 74.2 | 72.2 | 70.8 | 68.8 | 71.0 | 66.8 |
連続10発のデータですが、予想通り気化熱でかなりの温度低下をまねいています。まぁ、バルブの放出量を極端に上げると必ず起こる現象ですから、ある程度は仕方ありません。やはり、まともに安定して使うのは20発弱くらいが限界かと思われます。
このままカスタムしていっても、基本マッチユースでゲームには向かない感じでしょうかね。まぁ、今どきハンドガン一丁でゲームっていうのも微妙なポジションですし(特に味方からすれば)、このまま5m、10mでの精度を追求してきます。となると、やっぱりブラックホークのホルスターが欲しいなぁ……。
2011年01月02日
2010年12月31日
Px4 CANAAN仕様
2010年12月31日
2010年12月29日
Px4SA2
起きてからちょこちょこ弄っていましたが、いやぁ、トリガーフィーリングって大事です(笑)今まであんまりシングルアクション使ってませんでしたが、これからはちゃんと勉強するべきですよね(来年はコルト1911生誕100周年ですし)。
というわけで、ちょこっと改修。
上記画像だけでは分からりずらいと思いますが、トリガー前部にいい感じのスペースがあったので、そこにスペーサーを噛ます事で、さらにトリガー位置を1.5mmほど後退させました。まぁ、それでも5-7とかに比べると倍くらいのストロークがあるんですが・・・・・・。箱だしの頃から比べると3分1くらいのストロークになったのではないでしょうか。
自宅シューティングレンジは準備と片付けが非常におっくうなので、明日は射撃収めにでも行ってこようかな・・・・・・。
2010年12月29日
Px4SA
上の画像を見て
「おろ?」
と思った方は、ほぼ正解(いや、タイトル見りゃわかるか)。
とりあえず懸念だったトリガーストロークの長さを改善。ついでにシングルアクション化(っていうかシングルアクションにしないとなかなか改善しなかった)。この手のカスタム、一番簡単なのはトリガー周りを弄るか、シアー周りを弄るかなんですが、今回は
トリガーピンがポンチで叩いても抜けず
やや変則的ではありますが、フロントシャーシとトリガーバーの間に詰め物をして最初からトリガーの位置をフルコック時よりも後ろに持ってきています。ちなみにカスタム箇所を写真で撮るとこんな感じです
パーツはきちんと隙間が埋まるようにポリマークレイで型取して、中に鉄芯を埋め込み焼き上げて作っています。最初ポリマーだけだと20発くらいで破損してしまったので、鉄芯を仕込んで焼き上げの温度を調節したら、一応100発くらい撃っても壊れなくなりました。で、現在も壊れていないので恐らくそれなりの強度にはなっているかと。
トリガーストロークの差を対比すると
こんな感じ。どちらがどうだか分からないですよね。
正解は上がノーマル下がカスタム。うん、全然分からない(笑)でも、実測5mmくらいはトリガーが後退しているので撃ってみると全然違いますよ。ストロークの変な粘りがずいぶん解消されました。
シングルアクションオンリーってガバとか、古臭いイメージしかないんですが、作動さえ完璧なら関係ないですもんね。たまにはシングルアクションの恩恵を授かってみようかな、と。
一応コックアンドロックも研究したのですが、思いのほかこちらが難題。デコッキングレバーとノッカーが連動してしまっているため、デコッキング機構を廃止するとセーフティは動くものの弾は発射されるという状態に(笑)デコックはさせずにセーフティからノッカーに干渉するかしないと無理っぽいので、ちょっとこの機構は難しいです。
ちなみにアウターバレルは外径を約1.2mm広げ、スライドは0.9mmのスペーサーを噛ませて、作動不良を起こさないギリギリまでタイトにしています。とりあえずそろそろ25時間ほど不眠不休なので、一旦仮眠をとってから試射してみますぅ・・・・・・良く当たる夢でもみられないかな。
2010年12月29日
Px4 改修は終わらない……
また、本題からしたらどーでもいい話ですが……。「The 3rd Birthday」面白いっすよ!!PSPでこのクオリティのゲームが出来るのは感動。まぁ、近年のスクエニ作品に違わず殆どムービーゲーですが(笑)。タイムパラドクスに抗いながら、過去を変えて未来を変える。この辺はちょっと最近までやっていた「EVER 17」に通じるものがあるかも?まぁ、とにかく
アヤ、可愛い
ってことで(笑)
さてさてさて。
ちょっと前に書いた記事でしたが、「Px4の調整はこれで終わり」なんてこと言っていましたが……。いやぁ、そんなわけないですよね。10mワンホール狙えるくらいの精度までもっていかなきゃ(不可能)、CANAANさんに申し訳が立たないですよね?っていうわけで続行。もう、色々試行錯誤している最中なんですが、とにかく新たに浮上した問題が
①スライドの遊びが多すぎる。特にフロント部分、1.5mm近くも遊びがある上にブローバック時十分そのくらい上下している(弾が下に散るのはこのせいか?)
②バレルのセンターが合わないのは(右に散りやすいのは)もしかしたら、ホップ機構のあの大きな歯車分スライドに安全マージンを設けたからか?チャンバーから若干斜めってる気がする。
③ダブルアクションのトリガーの遊びが多すぎて、トリガーフィーリングが悪すぎる。いっそシングルのみにしてしまった方が圧倒的に操作性は増す。
④正直デコック機構は不要。コックアンドロックに変えられれば、そっちのが便利。
という感じです。①についてはスペーサー。②はアウターバレルの径を変えて、フロントをガチガチに固めればある程度解消できるかな?通常分解不能になるけど③機構から見直して、改善できるかどうか……。WAのM92Fシリーズくらい単純な機構なら簡単なんだけど。④たぶん簡単に仕様変更可能。
なんか某ブログのレビューで「弾道性能は格段によい」とか、大手メーカーからコメント料もらってるかのような書き方されてまして。まぁ、そのブログ自体レビューについてはあんまり参考にならないと思っているんで、いいんですけど(ちなみにレビュー以外の記事はかなり面白いです。何故か)。「電動ガンと見間違えるほどって、てめー!ちゃんとレンジで撃ってきたのかよ!!」って思っちゃったりしちゃってます。あ、別にケンカ売ってるわけじゃないんですけどね。次世代SOPMODで箱だし、10mレスト、精度は約2cmっていう結果を見せつけられてるので、箱だし5m立射で8cmも散る銃と見間違えるか!って思いますわ。
それはともかく、どなたか「これで精度上がるよ!」っておすすめのカスタムがあったら、是非ご教授願いたいです。10mはともかくせめて5mでワンホールという精度にはしたいので、参考になるような意見がありましたら、どしどしお知らせ下さいませ。
2010年12月24日
Px4KCW 最終調整
今回で一応Px4の調整は最終回です。
たまの休日を一日使って調整したので、もうこれ以上はいいでしょ(笑)
ちなみに計測時のデータですが
室温23.4度/湿度36%/8yd(7300mm)
マルイ ガンパワー/マルイ パーフェクトヒット0.2g 使用
<カスタム>
インナーバレル=PDI 01バレル(100mm)
アウターバレル=スペーサー(1.5mm)
チャンバー=ファイアフライ 超甘口なまこ
シリンダーバルブ=30%ボアアップ
ホップアップ=適正よりやや弱めで固定
さらに、ハンマーやスライドの一部を1200~2500番まで耐水ペーパーで鑢がけ後コンパウンドで鏡面仕上げ。リア・フロントサイト共調整。
ウィーバースタイルで10発の計測
で、こんな感じです。上下のばらつきは若干射手の腕のような気がしますが(下に着弾しやすのが俺の癖なので)・・・・・・横3cm縦5cm、直線距離で5.5cm程度の集弾性。おそらく箱だしG18C<Px-4KCW<箱だしH.C.4.3くらいの精度は出ていると思います。まぁ、両銃に比べるとダブルアクションというハンデを背負いますが、もともとシングルアクション苦手なので(ずっとM92系とCz75使っているんで)このくらいのレベルでまとまってくれていれば良いのではないでしょうか?
ちなみにPx-4のフロントサイトは指で押すだけで簡単に調整出来るんですが、リアがセンター出てない場合かなり寄せなければならず撃っていて気持ち悪いので、リアのセンター出しをプラハンとポンチでガンガン行いました。サイトは傷だらけになりましたが(笑)サイティング通りに弾が飛んでいくのは気持ちいものです。
しかし、やっぱり箱だしでこのくらいの精度じゃないとマルイの銃とは思えないんですよね。次のラインナップに行く前に、この辺を改善してくるのか、それとも黒歴史に名を連ねるのか・・・・・・。Px-4ユーザーとしては気になるところです。
2010年12月23日
Px4 チューン
さて。一昨日から調整をしてきて、結構いい感じにはなってきたPx4ですが・・・・・・。ブローバックがマイルドになる一番の原因はどうやらここ
ロテイティングバレルよりも、むしろこのスライド側のハンマーコック用の突起と、ハンマーの噛み合わせがタイト過ぎるからだと判明。とりあえずスライド側の突起をリューターでかなり削り、その後突起とハンマー共に耐水ペーパーで1200~2500番まで鑢がけし、コンパウンドで鏡面処理までしておきました。すると、ブローバックに関してはかなりの改善。少なくても給弾不良はなくなりました(この処理するまではちょいちょいありました)。あと、ついでといってはなんですが、リアサイトのセンターを出しなおし、バレルにスペーサーをかませて右側に寄る集弾も改善。チャンバーパッキンもお得意のファイアフライのなまこに変えて、必死にセンター出しをしました。とりあえず以前の5-7くらいの集弾にはなりまして、なんとか競技でも使えるレベルになりました。
明日はお休みなので、昼過ぎからシューティングレンジに直行かもしれません(笑)ライフルと違って持ち運びが楽なので、やっぱりハンドガンはいいですね!
2010年12月22日
Px4 インナーバレル交換
さてさてさて
内部チューン後篇はインナーバレルの交換です。
こちらは難しい所はひとつもないので、さくさく行きましょう!
アウターバレルからチャンバーユニットごと抜き出します。
すると、ホップ調整用の歯車がふたつついているので、これを外します。
で、正直、このインナーバレル交換を記事にしようと思った原因が、この歯車。画像左の歯車が実際にホップの調整をする歯車で、右側の歯車を指で回すことでホップ調整を行うというシステムなのですが……。このシステムだとブローバックの勢いやチャンバーに弾が送られる衝撃で、どんどんホップが弱まっていってしまいます。マルイさんにしては、なんという大誤算でしょうか。金田一少年の推理ミスのような残念さ。ですが、そこはしっかり抜け道もありました。前回の記事でも記述したように、この歯車の組み合わせ方で固定ホップにすることもできます。右側の歯車の歯数少ない方を咬ませると、その分しか左側の歯車も回らない為固定ホップと化します。これはなかなか良い機構ではないでしょうか?たんなる固定ホップと違い、ホップの強度を調整して固定できますから、ある程度の弾に対応可能ですしね。まぁ、ホップチャンバーっていう考え方自体をそろそろ見直して欲しいとは思いますが……。
で、上の歯車を外せば
その下にあるプラスネジをはずし、灰色のチャンバー固定パーツを外せばインナーバレルが出てきます。
あ、インナーバレルの長さ測り忘れた
2010年12月22日
Px4 シリンダーバルブ改造
さてさてさて
前回の記事で予告していたので、有言実行しちゃいます。
一応、シリンダーバルブ編とインナーバレル編に分けるつもりですが(時間の都合上)、インナーバレルなんて慣れているひとなら目を閉じていても出来ると思うので(嘘)、シリンダーバルブの改造(というか分解)から記事にさせていただきます。
あ、前回の日記で書き忘れましたが、今回のマルイのホップシステム箱だしだと
最悪なんで
気をつけてくださいね
っていうのも、変にチャンバー奥にホップ調整用の歯車をつけてしまったために、撃つたびにどんどんホップが弱くなっていきます。まぁ、しかしそれで終わっていたらKSCやWEクラスです。このホップ調整用の歯車は向きを変えることによって、
限りなく固定ホップ
になります。その辺の詳細は後ほどインナーバレルの交換編で書きますが、つまりは二つの歯車でホップ調整しているので片方でホップの強さを調整して、片方でロック(本来はこちらを動かして調整)を掛けられるんです。これのおかげで弱ホップ近距離の精度はかなり改善されます。よかったよかった。
さて、前置きはこのくらいにして、さっそくスライド内部をバラしていきます。
まずはスライド後方、実銃同様のファイアリングピンの動きを見せるボルトを外します。実はここ、ネジロックが塗ってあるので少々回すのに勇気がいる硬さですが、レッツトライでございます。
つぎにスライド内部。シリンダーを動かすと見えるこの部分のネジを外して、一応灰色のピストンパーツも取り除いておきます(紛失防止)。
そして、セーフティを通常動くのと逆側に動かします。画像のようにちょっと気持ち悪い感じになればOK(笑)あとは引き抜くだけです。
セーフティーを引き抜けば、スライド内部のブリーチ部分(ピストン)が外れるので外します。ただ、マルイのものはいつもですが少々きつくはまっているので、壊さない程度に力を入れないと外れません。
ブリーチが外れると上部にリターンスプリングがありますので、紛失しないように外しておいて、後はただはまっているだけのシリンダーを外してあげます。シリンダー内にマルイお得意のピストンカップがあるので、これもとっておきましょう。ちなみにスプリングもピストンカップも組み込みする時には向きに注意です。
最後にシリンダー上部の小さいプラスネジを外せば、シリンダーバルブの挙動を制御するバルブストッパーが外せます。こいつまで外してあげれば
シリンダーバルブが取り出せます。
後はリューターで削るなりしてノズルを広げるも良し、型取りしてジュラコンでパーツをつくるも良しです(笑)ただ、絶対に35度で1J越えないように調整してくださいね。ハンドガンはバレル長が短いので、ちょっとやそっとじゃ高圧でもえらい加速はつきませんが、一応ご注意を。
組み込むときは上記の手順を逆再生です。
一応何点か注意するとすれば、まずバルブストッパーとシリンダーのネジ穴の位置が結構合わせずらいことと、上記でも書いたリターンスプリングとピストンカップの向き、あとブリーチ(ピストン)をはめる時にリターンスプリングが外れやすいってことでしょうか。
GBBライフルなどに比べると、パーツが小さかったりはまり方がピーキーなので気をつけて分解調整を行ってください。俺のわかる範囲なら、質問などはいくらでも受付ますので、お気軽にどうぞ♪
2010年12月21日
Px4 Custom KCW
やっぱり買っちゃいました!!
東京マルイ「Px4 Custom」です。
実銃の名称は「Px4 Storm」ですが、その辺はまぁ大人の事情。
さてさてさて
上の画像を見て
「あれ?俺のPx4と違わない?」
と思った方。
大正解
別の画像ですが
こんな感じ。
まぁ長引かせるようなことは何もありません。
とりあえずインナーバレルをPDIの「01バレル」にして銃口ギリギリまで延長しました。あと、あんまりにも初速があれだったのでシリンダーバルブのガスルートを相当広げました。ちなみにうちの子は
「箱だし」室温20.8度/湿度38%/0.25g=初速平均51.2m/s
「調整後」室温20.4度/湿度41%/0.25g=初速平均65.4m/s
といったところです。
その辺のカスタム方法は既に写真はあるので、明日にでもちょこちょこっと載せておきます。
けっしてG39に飽きたわけではありません
さて、とりあえず簡単なインプレッションですが・・・・・・。
まず殆どの個体で当てはまるようですが「マガジンリップ」と「マガジンフロアー」が凄く硬いです。最近のマルイ製品では結構そうなのですが、調整するのが前提の作りですね。あと、スライドストップのスプリングもやたらレートが高く確実にブローバックスピードを殺しています。同じユニットの5-7に比べるとハンマースプリングもかなり弱くなっているので、キック力としてはどうしても5-7の方が上だと思います。せっかくですから、この辺もちゃんと数値化したいですね。
後で
ただ、ブローバックユニットにはひとつマルイの非常にこだわりが感じられる(俺が勝手に感じている)作りがあります。それが
音
です。ガスがユニットを抜けるときの音が、かなり高音で激しくなるので、もう、音のリアリティは今までのマルイ(っていうか、ハンドガン全般)の中では最高ではないでしょうか?空撃ちしているだけでも、十分楽しめるくらい「良い音」しています。
しかし
今回初採用のロテイティングバレル。こいつのギミックがかなり曲者です。
正直、ガシャガシャバンバン撃っている分には非常にリアルでいいのです。いいのですが・・・・・・。結局ロテイティングバレルっていうのは、アウターバレルがスライドに合わせて60度くらい回転するシステムです。ブローバック時に相当なエネルギーをこのギミックにもっていかれ、せっかくの大口径シリンダーもなんのその、マイルドな撃ち味になってしまうというわけです。で、アウターバレルはガンガン動きますが、もちろんインナーバレルは動かないような細かい設計にはなっています。なっているのですが・・・・・・動かないわけないじゃないですか(泣)初速が遅いことと、このシステムのせいでかなり弾が暴れます。マルイにしては当たらないと言われた「5-7」に輪を二つくらい掛けて当たりません。今日はTarget-1でマルイの最近のシリーズ「G18C(箱だし)」「5-7(カスタム)」「Px-4(箱だし)」と撃ち比べて来たのですが、5メートルだと順に9点圏内、8点圏内、6点圏内というくらいに精度が出ません。まぁG18Cの精度が異常という話もあるのですが、それにしてもまるでマルシン製のような精度・・・・・・。恐らく発売が延びに延びたのは、このロテイティングバレルと精度をなかなか両立できなかったのだからではないでしょうか?っていうか、実銃では確かに必要なギミックかもしれませんが、トイガンでは無理をして加えるギミックでもなかったのでは?というのが正直な感想です。そして
当たらないマルイの銃なんて見たくない(涙)
というのが本音。
うちのカスタムはだいたい、「どうすればマルイより当たって楽しい銃にするか」っていう考え方がひとつあって、GBBライフルにしろ、次世代電動ガン相手に同等の精度と、そして、確実に電動よりも楽しい操作性を両立するため頑張っているのです。当たり個体であれば
APSシリーズを凌ぐ
それが、マルイに求めるひとつのステータスでもあります。
というわけで、そんな俺にとって今回のPx-4はなんとも残念。外観やギミックのリアルさなど含め、まるでKSCが乗移ったかのような出来映え。ある程度のギミックは殺しても、精度と作動の安定を求めるマルイが好きな方は、ちょっとがっかりするアイテムかもしれませんね・・・・・・。
東京マルイ「Px4 Custom」です。
実銃の名称は「Px4 Storm」ですが、その辺はまぁ大人の事情。
さてさてさて
上の画像を見て
「あれ?俺のPx4と違わない?」
と思った方。
大正解
別の画像ですが
こんな感じ。
まぁ長引かせるようなことは何もありません。
とりあえずインナーバレルをPDIの「01バレル」にして銃口ギリギリまで延長しました。あと、あんまりにも初速があれだったのでシリンダーバルブのガスルートを相当広げました。ちなみにうちの子は
「箱だし」室温20.8度/湿度38%/0.25g=初速平均51.2m/s
「調整後」室温20.4度/湿度41%/0.25g=初速平均65.4m/s
といったところです。
その辺のカスタム方法は既に写真はあるので、明日にでもちょこちょこっと載せておきます。
けっしてG39に飽きたわけではありません
さて、とりあえず簡単なインプレッションですが・・・・・・。
まず殆どの個体で当てはまるようですが「マガジンリップ」と「マガジンフロアー」が凄く硬いです。最近のマルイ製品では結構そうなのですが、調整するのが前提の作りですね。あと、スライドストップのスプリングもやたらレートが高く確実にブローバックスピードを殺しています。同じユニットの5-7に比べるとハンマースプリングもかなり弱くなっているので、キック力としてはどうしても5-7の方が上だと思います。せっかくですから、この辺もちゃんと数値化したいですね。
後で
ただ、ブローバックユニットにはひとつマルイの非常にこだわりが感じられる(俺が勝手に感じている)作りがあります。それが
音
です。ガスがユニットを抜けるときの音が、かなり高音で激しくなるので、もう、音のリアリティは今までのマルイ(っていうか、ハンドガン全般)の中では最高ではないでしょうか?空撃ちしているだけでも、十分楽しめるくらい「良い音」しています。
しかし
今回初採用のロテイティングバレル。こいつのギミックがかなり曲者です。
正直、ガシャガシャバンバン撃っている分には非常にリアルでいいのです。いいのですが・・・・・・。結局ロテイティングバレルっていうのは、アウターバレルがスライドに合わせて60度くらい回転するシステムです。ブローバック時に相当なエネルギーをこのギミックにもっていかれ、せっかくの大口径シリンダーもなんのその、マイルドな撃ち味になってしまうというわけです。で、アウターバレルはガンガン動きますが、もちろんインナーバレルは動かないような細かい設計にはなっています。なっているのですが・・・・・・動かないわけないじゃないですか(泣)初速が遅いことと、このシステムのせいでかなり弾が暴れます。マルイにしては当たらないと言われた「5-7」に輪を二つくらい掛けて当たりません。今日はTarget-1でマルイの最近のシリーズ「G18C(箱だし)」「5-7(カスタム)」「Px-4(箱だし)」と撃ち比べて来たのですが、5メートルだと順に9点圏内、8点圏内、6点圏内というくらいに精度が出ません。まぁG18Cの精度が異常という話もあるのですが、それにしてもまるでマルシン製のような精度・・・・・・。恐らく発売が延びに延びたのは、このロテイティングバレルと精度をなかなか両立できなかったのだからではないでしょうか?っていうか、実銃では確かに必要なギミックかもしれませんが、トイガンでは無理をして加えるギミックでもなかったのでは?というのが正直な感想です。そして
当たらないマルイの銃なんて見たくない(涙)
というのが本音。
うちのカスタムはだいたい、「どうすればマルイより当たって楽しい銃にするか」っていう考え方がひとつあって、GBBライフルにしろ、次世代電動ガン相手に同等の精度と、そして、確実に電動よりも楽しい操作性を両立するため頑張っているのです。当たり個体であれば
APSシリーズを凌ぐ
それが、マルイに求めるひとつのステータスでもあります。
というわけで、そんな俺にとって今回のPx-4はなんとも残念。外観やギミックのリアルさなど含め、まるでKSCが乗移ったかのような出来映え。ある程度のギミックは殺しても、精度と作動の安定を求めるマルイが好きな方は、ちょっとがっかりするアイテムかもしれませんね・・・・・・。
2010年12月13日
A.R.C.SYSTEM 構造解説
皆様、おはようございます。
最近めっきり寒くなってきましたが、体調崩したりしていませんか?
寒い冬は暖かくして過ごしたいものですね。
というわけで!(何がだ)
待ってた方も、そうでない方も、お暇があれば見て下さい。A.R.C.SYSTEMの簡単な構造解説します。
構造は至ってシンプルですので、これ見ただけで作れる方も多いでしょう。
まず外側ですが
こんな感じになっています。
画像を見て頂ければわかりますが、そこまでかさ張るわけではありません。単三電池を8本使っていますが、可能な限りの省スペースをしていますので、マガジンポーチは難しいかもしれませんが、普通のチェストポーチなどには十分収まるサイズです。
外側を覆っている布は、伸縮性と保温性に優れていて、まぁマガジン用の靴下だと思って頂ければ間違いありません(笑)一応、画像ではインナーにもう一枚別の布を当てて電池が外側から透けないようにしています。
で、中身はというと
こんな感じです。
電池ボックスのサイズを、マガジン連結用の突起にはまるサイズにしています。もちろんそれだけでは落ちてしまいますが、上記のカバーを掛ける事で結構激しく扱ってもズレたり落ちたりして壊れるということはありません。ただ、電池剥き出し配線剥き出しなので、ショートなどの危険は非常に高いので乱雑な扱いはお勧めできませんが……。また、配線をマガジンに巻きつけることで、ある程度の位置調整ができます。さらにそこから直接ヒーターの部分をマガジンに巻きつけるように使います。中が発熱線になっていて、それをゴム製の保温材で覆っているので安定した低温度(35度前後)をキープ出来ます。ちなみにこういった加熱装置については坂口電熱株式会社さんのHPを見てみて下さい。もしこういうマガジンヒーターを自分で開発しようと思っている方がいたら、かなりの参考になりますので。
使い方としては、電池ボックスに直接リード線を接続して通電します。通電後10~15分で35度くらいに達し、発熱時間はおよそ6~8時間です。ゲーム中以外は接続を切っておけば、だいたい丸一日は電池交換せずにゲームに使って頂けると思います。
少し前時代的なシステムですが、その分トラブルが少ないと思うのでなんだかんだ使いやすいとは思います。充電式、バッテリー式など考えましたが、GBBユーザーに電動ガン用のバッテリーを使っていただくのも微妙だと思いますし、単三電池8本という部分は勘弁して下さい(^_^; 見ての通り単純な構造なので、半田鏝さえ有れば簡単に改造可能だと思いますし。
まだ試作機なので、あんまり突っ込んだ解説が出来なくてすみませんが、一応こんな感じで仕上がっています。なにか質問なのどあれば、答えられる範囲で答えますので、お気軽にお問い合わせください。
2010年12月12日
WE P90
さてさてさて。順調にテストを繰り返しているA.R.C.SYSTEMですが
内部解説
というほどの事でもないですが、一応しておこうと思いました。
ですがその前に……。
ここ一週間、各所で若干の賑いを見せている動画です。
WEはとんでもないものを開発しました……FNのP90です!
ちょうどひと月くらい前友人と
俺 「CAのP90にユニットぶち込んで、ガスブロとか出来ないですかね」
友人「ブルパップの狭いボディの中に、既存のユニットは難しいですよ」
俺 「電動がめちゃくちゃゲームユースの名機だから、GBBでも面白いのになぁ。せめて次世代とかで出ないかなぁ。改造用に(笑)」
友人「マルイは出さないでしょう。でも、もしかしたらWEあたりが開発してるかもしれませんね」
なんて話をしていたところです。まさかとは思っていましたが、ユニット作っちゃたんですね、WEさん(笑)
ブルパップで、しかもマガジンが銃身より上につくというのは、どう考えてもGBBには向かないモデルなんですが……。やってくれましたねぇ。ガスルートの確保など、ちょっと興味津々過ぎで仕事中に動画を何度見返したかわからないくらい見てるんですが(笑)マガジンも発射時にそこまで生ガス吹いていないので、WAのNLSのような方式を採用しているんでしょうか?なんにしろ、実物が本気で気になります。
ただ、今回のG39Cで思い知ったのが
俺は「鉄」が、大・好き・だー!!
ってことです(笑)
なのでもう、全身プラスティックなP90はそんなに萌えません!来年はZBのVz26(理想を言えば派生最終形のVz59)とかがGBBでモデルアップされたら買いたいな♪(絶対にあり得ないですが)WEのP90は買うかな~?買わないかな~?いや、やっぱり買うんだろうなぁきっと(爆)値段も、150USDとかで出るんだろうし(=~=; バイト先に置きっぱなしになっているマルイの5-7と一緒にお出かけしたら、幸せになれるかもしれない……。
個人的にはL85やタボール、F2000あたりをGBB化して欲しかったんですが、なにせ実銃が揮わないとトイガンでも全然人気がでないので絶望的なんですがね。L85はWEが開発してるとか、ベストガンが出すかもとか言われてましたが、おそらくお蔵でしょう。WEはP90で様子を見てMP5とかG3SASとか出すつもりでしょうか?まるでマルイみたいな開発ペースと展開ですけど(笑)ベストガンは他のヘヴィなアイテムを製作中みたいで、そっちにかかりっきりでしょうし。
トイガン好きにとっては、モデルアップ数が少なく希少価値がある銃というのも、求められるステータスの一つだと思います。皆さんはどんな銃が欲しいでしょうか?俺はやっぱり鉄が好きです。ついでに木も好きです……。
2010年12月11日
ライフルレスト&計測機器
先日、ストライクアームズ様からご提供頂いたスプリング関係が無事到着いたしました。本格的にG39Cのブローバックとサイクルの計測を開始しますが、その前に。「そういえばしたことがなかったなぁ」と思い、我が家のライフルレスト&計測機器を紹介します。
こちらがライフルレストと計測機器関係。
まずライフルレストですが、ぶっちゃけただのワークベンチです(笑)しかし、ホームセンターで5000円~10000円くらいで売っていますが、価格と性能(固定力と水平レベルの出しやすさ等)からいうと下手な猟銃用ライフルレスト等を買うよりもよっぽど実用的です。また、ライフルだけじゃなくハンドガンもしっかり固定できるので、あらゆるスコープのセッティングやゼロインの調整に使えます。普段は作業台にもなりますし、使わないときは折りたためるので、かなりオススメ。とまぁ、偉そうに書きましたが
これは全部友人のパクリです(笑)
ご自宅にお邪魔した時にスコープのセッティングを見せて頂いて、そのときに使っていたのがワークベンチなんです。ネットでも色々な方が自作のライフルレスト等を紹介していまして、それはそれで素晴らしいとは思うのですが、非常に手軽に手に入り且つ多目的に使えるので、ワークベンチという発想はレスト台としては最高だと思います。重量も約4Kgと軽いですが、必要であればそれぞれの足にテント用のウォーターウェイトをつければ、まずびくともしないくらいしっかりとしたレスト台になります。またライフルの固定も挟むだけではなく、ZURUというアメリカのメーカーが出している「LINK STRAP」を使えばさらに固定が強化され、ちょっと蹴っ飛ばしたくらいじゃ水平レベルが狂わないという状態になります。ホームセンターで一式揃えても、安ければ8000円くらいで済みますので15000円前後の安価なライフルレストなどより、よっぽど実用的です。嵩張る事と見た目が微妙ではありますが、俺は断然こちらの方法をオススメします。
次に計測関係ですが、まず一番左にあるのが今回初めて導入した
加速度センサー付震度計
加速度センサーというものは、一般的にはあまり知られていませんが、貨物や精密機器の衝撃実験や工事や工場の振動検知など幅広く使われているものです。厳密には違うのですが、簡単に言えばモノの振動レベルがどのくらいかを表すことの出来る計器です。で、有名なのが「リオン」というところが出している振動計なのですが、だいたいリーズナブルなもので20万円くらいします(^_^; リースでも1週間で15000円~20000円と高額で、個人で借りるものではありません。また、ハンディタイプの簡易振動計もあるにはありますが、それでも5万円~10万円前後と結構高額です。ですが、今回導入したのは家庭用の地震検知器で、震度と加速度センサーによる振動レベルが測れるものです。フリースタイルというメーカーの「グラグラフ」という商品なのですが、なんとお値段9800円。高いと思われるかもしれませんが、上記のように加速度センサー付の振動計などは安くて20万円、高いと150万円くらいが普通という世界なのでこれはめちゃくちゃ安いです。これの導入によって、上記のワークベンチにライフルやハンドガンを固定して「グラグラフ」を設置すれば、恐らく業界でも初のブローバックのキック力の数値化と比較が出来るんです。もう、データーマニア(笑)にとっては夢のような事態ですね(爆)
以前から、カスタムパーツの中でもリコイルスプリングって「体感」でしかノーマルとの性能を比較できなくて、ユーザーの主観のみのデーターからしか購入できなかったのが悩みの種でした。で、さらにWEのG39Cに対してはストライクアームズ様から6本のカスタムスプリングが出ていて、純正を併せると7本のスプリングで実験できるんです。これは絶対実験してみるべきだと、かねてから構想していた加速度センサーの導入を決定しました。結果、各PS3ソフト(GT5やTOGf)を見送るという事態になり、テレビでCM見る度に涙がちょちょぎれるんですけどね・・・・・・。
あとはキッチンスケール(±3000g)と3mメジャー兼水平レベルメーターです。水平レベルメーターはスコープのセッティング等には必需品なので、余裕が出来たらもうちょっと良いものを導入したいと考えています。あと、可能ならサイレンサーの性能比較に音量計測機やら弾の精度を測るためのデジタルスケール、ターゲットの位置をセッティングするためにレーザーレンジファインダーが欲しいとか、物欲が尽きません。その辺は友人が既に高レベルで所持をしているので、ご協力頂けるようなのですが・・・・・・。
データーの計測は本格的にやりだすと、そっちにかなりお金がかかるので肝心な銃本体に手が回らなくなりそうです(^_^; 来年、結構色々噂を仕入れているので早々に20~30万くらい貯めなければって思っているんですが、もうギャンブルとかしか方法がなさそうです(笑)コカコーラのCMとか出れないかなぁ(爆)
こちらがライフルレストと計測機器関係。
まずライフルレストですが、ぶっちゃけただのワークベンチです(笑)しかし、ホームセンターで5000円~10000円くらいで売っていますが、価格と性能(固定力と水平レベルの出しやすさ等)からいうと下手な猟銃用ライフルレスト等を買うよりもよっぽど実用的です。また、ライフルだけじゃなくハンドガンもしっかり固定できるので、あらゆるスコープのセッティングやゼロインの調整に使えます。普段は作業台にもなりますし、使わないときは折りたためるので、かなりオススメ。とまぁ、偉そうに書きましたが
これは全部友人のパクリです(笑)
ご自宅にお邪魔した時にスコープのセッティングを見せて頂いて、そのときに使っていたのがワークベンチなんです。ネットでも色々な方が自作のライフルレスト等を紹介していまして、それはそれで素晴らしいとは思うのですが、非常に手軽に手に入り且つ多目的に使えるので、ワークベンチという発想はレスト台としては最高だと思います。重量も約4Kgと軽いですが、必要であればそれぞれの足にテント用のウォーターウェイトをつければ、まずびくともしないくらいしっかりとしたレスト台になります。またライフルの固定も挟むだけではなく、ZURUというアメリカのメーカーが出している「LINK STRAP」を使えばさらに固定が強化され、ちょっと蹴っ飛ばしたくらいじゃ水平レベルが狂わないという状態になります。ホームセンターで一式揃えても、安ければ8000円くらいで済みますので15000円前後の安価なライフルレストなどより、よっぽど実用的です。嵩張る事と見た目が微妙ではありますが、俺は断然こちらの方法をオススメします。
次に計測関係ですが、まず一番左にあるのが今回初めて導入した
加速度センサー付震度計
加速度センサーというものは、一般的にはあまり知られていませんが、貨物や精密機器の衝撃実験や工事や工場の振動検知など幅広く使われているものです。厳密には違うのですが、簡単に言えばモノの振動レベルがどのくらいかを表すことの出来る計器です。で、有名なのが「リオン」というところが出している振動計なのですが、だいたいリーズナブルなもので20万円くらいします(^_^; リースでも1週間で15000円~20000円と高額で、個人で借りるものではありません。また、ハンディタイプの簡易振動計もあるにはありますが、それでも5万円~10万円前後と結構高額です。ですが、今回導入したのは家庭用の地震検知器で、震度と加速度センサーによる振動レベルが測れるものです。フリースタイルというメーカーの「グラグラフ」という商品なのですが、なんとお値段9800円。高いと思われるかもしれませんが、上記のように加速度センサー付の振動計などは安くて20万円、高いと150万円くらいが普通という世界なのでこれはめちゃくちゃ安いです。これの導入によって、上記のワークベンチにライフルやハンドガンを固定して「グラグラフ」を設置すれば、恐らく業界でも初のブローバックのキック力の数値化と比較が出来るんです。もう、データーマニア(笑)にとっては夢のような事態ですね(爆)
以前から、カスタムパーツの中でもリコイルスプリングって「体感」でしかノーマルとの性能を比較できなくて、ユーザーの主観のみのデーターからしか購入できなかったのが悩みの種でした。で、さらにWEのG39Cに対してはストライクアームズ様から6本のカスタムスプリングが出ていて、純正を併せると7本のスプリングで実験できるんです。これは絶対実験してみるべきだと、かねてから構想していた加速度センサーの導入を決定しました。結果、各PS3ソフト(GT5やTOGf)を見送るという事態になり、テレビでCM見る度に涙がちょちょぎれるんですけどね・・・・・・。
あとはキッチンスケール(±3000g)と3mメジャー兼水平レベルメーターです。水平レベルメーターはスコープのセッティング等には必需品なので、余裕が出来たらもうちょっと良いものを導入したいと考えています。あと、可能ならサイレンサーの性能比較に音量計測機やら弾の精度を測るためのデジタルスケール、ターゲットの位置をセッティングするためにレーザーレンジファインダーが欲しいとか、物欲が尽きません。その辺は友人が既に高レベルで所持をしているので、ご協力頂けるようなのですが・・・・・・。
データーの計測は本格的にやりだすと、そっちにかなりお金がかかるので肝心な銃本体に手が回らなくなりそうです(^_^; 来年、結構色々噂を仕入れているので早々に20~30万くらい貯めなければって思っているんですが、もうギャンブルとかしか方法がなさそうです(笑)コカコーラのCMとか出れないかなぁ(爆)
2010年12月11日
お詫びと訂正
前回の記事で、初速のデータ関係に不備がありました関係で、加筆修正を行いました。新切な方から直接ご連絡を頂きましたので、この場を借りて改めて感謝と謝罪を申し上げます。
元々、トイガンのカスタムパーツの多くに比較データが(暗黙の了解ではありますが)記載されていないことに若干不満を感じていたので、自分の実験などにはなるべく多くのデータを載せたいと試みているブログです。ただ、このA.R.C.SYSTEMもそうですが、トイガンのカスタムパーツというのは初速の向上につながるものが多く、いらぬ誤解を受けるないようきっちりとしたデータを載せる必要があるので、今回のような誤植は非常に多くの方に不愉快な思いをさせてしまったかと思い、猛省しております。
今後もこのブログではGBBの「作動の安定と向上」「射撃の精度」を追求するべく、実験や開発を行っていく次第です。ただ、僕自身が完全に工学系はド素人なので、多くの方の支援があってはじめて成り立っていることでもあります。これからも不備不足等目立つとは思いますが、暖かく見守って頂ければ幸いです。
2010年12月09日
A.R.C. SYSTEM for G39C
お待たせいたしました!
撮影やオーディションの合間を縫って、なんとか試作機が完成いたしました。
[Anti Radiation Cooling - SYSTEM] for G39C
一応G39Cでしかテストしていないため「for G39C」ではありますが、恐らくマガジンが露出している長物系GBBにはちゃんと使えます。ただ、ヒーターの表面温度が35度前後になるので金属製のマガジンに直接つけてしまうと、若干温度が高くなりすぎるかもしれません(もっとも、接地面積が少ないのでそこまで高圧にはならないと思います。)
さて、気になる外観はこんな感じになります。
電源ユニットをそのままマガジンに取り付けているため、若干もっさりはしますが「冬場のサバイバルゲームで使えるGBB」を目指しているため、このような仕様になりました。もちろん電源ユニットをポーチなどに入れて、リード線を延長した状態で使うことも出来ます。この辺の画像は後ほどアップいたしますね。
自分のG39Cでのデータですが
12月4日 05:15 / 室温 14.0度 / 湿度44%
使用弾…エクセル 0.20gバイオ / 使用ガス…マルイ ガンパワー
セミオート / 連続30発での初速データ
※表記に誤りがありましたので、改定いたしました。
上記のような結果です。
ノーマル機でのテストは、誰かしらに協力して頂かないと難しいので未検証ですが、ノーマルでも十分な効力を発揮してくれそうな感じです。
「外部ソース」以外での冬場のGBBの作動向上のために開発したユニットですが、「マガジンを暖め続ける」ということが可能になったおかげで、冬場以外でも起こる発射時の放射冷却に対応しています。また電源ユニットから安定した電力供給による温熱効果なので、水分や空気が必要で、さらに高温になり過ぎやすい使い捨てカイロなどよりも圧倒的に安定した効果が得られます。おそらく自分が知る中ではこういうの作っている方がいなかったので、ちょっとした発明ですよね。
現在とあるショップさんを通じて、受注生産を計画しております。
「実際に物が見てみたい!」や「これはどうなってるの?」っていうのは、可能な限り対応しますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
撮影やオーディションの合間を縫って、なんとか試作機が完成いたしました。
[Anti Radiation Cooling - SYSTEM] for G39C
一応G39Cでしかテストしていないため「for G39C」ではありますが、恐らくマガジンが露出している長物系GBBにはちゃんと使えます。ただ、ヒーターの表面温度が35度前後になるので金属製のマガジンに直接つけてしまうと、若干温度が高くなりすぎるかもしれません(もっとも、接地面積が少ないのでそこまで高圧にはならないと思います。)
さて、気になる外観はこんな感じになります。
電源ユニットをそのままマガジンに取り付けているため、若干もっさりはしますが「冬場のサバイバルゲームで使えるGBB」を目指しているため、このような仕様になりました。もちろん電源ユニットをポーチなどに入れて、リード線を延長した状態で使うことも出来ます。この辺の画像は後ほどアップいたしますね。
自分のG39Cでのデータですが
12月4日 05:15 / 室温 14.0度 / 湿度44%
使用弾…エクセル 0.20gバイオ / 使用ガス…マルイ ガンパワー
セミオート / 連続30発での初速データ
※表記に誤りがありましたので、改定いたしました。
78.6 | 82.3 | 88.2 | 86.7 | 88.1 | 89.0 | 86.3 | 87.8 | 86.9 | 87.5 |
86.9 | 86.2 | 84.1 | 82.8 | 83.1 | 82.8 | 81.7 | 82.0 | 81.3 | 80.8 |
78.6 | 81.5 | 79.2 | 82.3 | 78.3 | 80.3 | 83.9 | 79.0 | 82.2 | 80.2 |
上記のような結果です。
ノーマル機でのテストは、誰かしらに協力して頂かないと難しいので未検証ですが、ノーマルでも十分な効力を発揮してくれそうな感じです。
「外部ソース」以外での冬場のGBBの作動向上のために開発したユニットですが、「マガジンを暖め続ける」ということが可能になったおかげで、冬場以外でも起こる発射時の放射冷却に対応しています。また電源ユニットから安定した電力供給による温熱効果なので、水分や空気が必要で、さらに高温になり過ぎやすい使い捨てカイロなどよりも圧倒的に安定した効果が得られます。おそらく自分が知る中ではこういうの作っている方がいなかったので、ちょっとした発明ですよね。
現在とあるショップさんを通じて、受注生産を計画しております。
「実際に物が見てみたい!」や「これはどうなってるの?」っていうのは、可能な限り対応しますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
2010年12月04日
G39C 実験データ 改稿
すみません(^_^;
どこにいてもデータが簡単に見られるため、ブログをメモ代わりに使わせて頂きます。なんの実験データかはしばらくは秘密です(バレバレかもしれませんが)・・・・・・。もう少々お待ち下さい。
[Anti Radiation Cooling - SYSTEM]
<実験データ・・・FOR シングルマガジン>
使用弾は全てSⅡS 0.25gバイオ / 使用ガスは全て マルイ ガンパワー
赤・・・MAX値 青・・・MIN値 緑・・・AVE値
12月3日 18:00 / 室温19.5度 / 湿度50%
時間(分後) | 0 | 5 | 15 | 30 | 60 |
一発目(m/s) | 76.9 | 81.0 | 81.1 | 74.2 | 78.4 |
二発目( 〃 ) | 78.8 | 72.3 | 75.7 | 70.0 | 69.6 |
三発目( 〃 ) | 76.8 | 73.9 | 78.7 | 71.9 | 71.0 |
12月3日 22:00 / 室温16.5(→15)度 / 湿度46%
時間(分後) | 0 | 5 | 15 | 30 | 60 |
一発目(m/s) | 74.4 | 80.2 | 74.1 | 65.7 | 70.4 |
二発目( 〃 ) | 75.3 | 80.8 | 72.5 | 67.8 | 68.9 |
三発目( 〃 ) | 78.4 | 77.1 | 75.0 | 69.2 | 73.9 |
各部調整(組付位置、外装)
ガスフルチャージ後
12月4日 04:00 / 気温 10.0度 / 湿度39%
使用弾は全てエクセル 0.2gバイオ / 使用ガスは全て マルイ ガンパワー
0分後(m/s) | 81.3 | 84.6 | 85.5 | 85.3 | 84.4 |
10分後(〃) | 91.0 | 87.4 | 87.4 | 83.9 | 85.2 |
30分後( 〃 ) | 86.5 | 85.4 | 87.0 | 88.1 | 86.7 |
60分後( 〃 ) | 89.0 | 89.4 | 86.4 | 86.0 | 88.1 |
以下連続記録。上記テスト後(起動より75分後)
12月4日 05:15 / 室温 14.0度 / 湿度44%
78.6 | 82.3 | 88.2 | 86.7 | 88.1 | 89.0 | 86.3 | 87.8 | 86.9 | 87.5 |
86.9 | 86.2 | 84.1 | 82.8 | 83.1 | 82.8 | 81.7 | 82.0 | 81.3 | 80.8 |
78.6 | 81.5 | 79.2 | 82.3 | 78.3 | 80.3 | 83.9 | 79.0 | 82.2 | 80.2 |
※フルカスタムの機体の為、ノーマル機での性能は要検証。